食品や特殊ガス、製薬工場では特に異物の混入や雑菌の発生は防がなくてはなりません。
そのため残液が溜まりにくいように、また取り外して洗浄がしやすいような構造と軽量化、
表面・内面への研磨処理が必要となるため、品質面の向上と共にその仕上がりにも常に改善を行っています。
限られたスペースと工期の中で設計の意図を汲み取り、ご相談とご提案を繰り返しながら
お客様との協働を通し、スムーズな工事が行えるよう心がけています。
特にスペースが限られている現場では、様々な部品・機器との干渉はどうしても発生します。既成品での対応が難しい場合には、作図から加工まで行うことが出来ます。また1つからでも、製図から加工・溶接まで一貫した対応が可能です。
製薬用水は、医薬品製造工場において容器や機器の洗浄に使用される他、直接体内に注入される輸液剤、注射剤の原料としても位置付けられるため、各国で高度な品質管理が求められる設備です。製薬用の水は、最終製剤の品質において適切な水準を維持出来るよう、各工程の水質レベルを検討する必要があります。特に精製水の製造にあたっては適切な微生物管理が重要です。その用途や目的に応じた規格に適合した水質を維持するため適切な管理を行う必要があります。
用途に応じた規格に基づき、充填タンク、汎用貯蔵タンク、撹拌タンク、ろ過用タンク、乾燥用タンクなど各種タンクの製造設置に対応しています。容量については、数リットル~1tまではツカサ工業にて製造を行うことが出来ます。それ以上の容量が必要な場合には協力会社さんへ依頼をしております。特に製薬用に関しては内壁への残液を気にされる場合が多いため、よりスムーズに排出が出来るように研磨仕上げを行い、最小限の残液処理となるよう努めています。
※写真は3リットルタンクです
耐食性の向上に必要な不動態化処理に対応しています。ステンレスにわずかに含まれる鉄が錆の原因となるため、錆びないように直接ステンレスの内面に液剤を通し、被膜を作る作業です。
入念な品質チェック後に、梱包し出荷、定位置への設置(据え付け)まで一貫した対応を行っております。
クリーンルームでの搬入や、移設作業も承ります。その際には搬入計画書の作成も行っております。
ツカサ工業ではサニタリー配管工事の他、下記の各種検査も対応しております。
ご依頼・ご質問・ご相談など、お気軽にお問い合わせください。
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